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Hideo Kosaka
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名古屋合同事務所には、各専門家が集結しております。 私が新事業コーディネーターとして週二回(水・金)無料相談を受けております。 契約学習ネットワーク東海では、学校や公民館、市町村などで講演活動を行っています。
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2008/6/12 就職活動の失敗から学んだ「気持ちの切り替え」

こんばんは。小坂です。

最近大学での講義が増えていたので、今回は学生さんに向けてメッセージを。

私自身が就職活動の失敗で気持ちの切り替えを学んだことが、現在まで非常に役立っています。失敗からの学びという点では、数ある失敗の中でもかなり大きな効果がありましたので、起業の講演などで時々話題にするのですが、今回はここでも紹介したいと思います(私のスピーチ原稿から抜粋)。

 

大学4年生になると就職活動です。もちろんこのときに「起業」などと言うのは全く選択肢にありません。私は報道記者になりたかったので、関西のTV局を中心に就職試験を受けました。なぜ報道かというと、情報の発信源にいられると思ったからです。報道なので、しゃべりも鍛えなければいけない。そう思って、夢の中まで関西弁に染まっていた私は、NHKを聴きながら標準語に戻すということを下宿で行っていました。だから今でも標準語というわけです。
 
 TV局や新聞社というのは、全国でも何社もありません。ましてや関西だけで就職活動をするなど、「何を考えているんだ!もっと現実的に考えたらどうだ?」と、今の私なら学生さんにアドバイスするでしょう。でも、当時はそれが分かっていませんでした。悪いことに、試験や面接はあまり落ちずに、2次面接、3次面接辺りまで進んでいくのです。どこかには入れるだろう、と考えていたのがいけませんでした。最終面接まで進んでいたのが毎日放送(MBS)でしたが、そこが最後の砦で、不合格の通知が来てしまいました。もう手持ちのネタが切れてしまいました。これは凹みました。明日からどうしよう?単位は揃っているから、就職浪人か!

 大抵悪いことが起こったときに、人は成長するわけですが、この就職活動が、私にとってかけがえのない経験をさせてくれました。「気持ちの切替」です。別に何かの本を読んだわけでもなく、ふいに「後ろを見ていても仕方がない。前に向かっていかないと!」という気になりました。その瞬間、すごく気が楽になりました。そして、次の就職先の候補を探し始めたのです。すぐ行動を始めたのです。今では「ポジティブ・シンキング」とも言うのでしょうか、当時はそんな言葉も知らなかったので、切替がすぐにできた自分に驚いていました。ちなみにそれは原付に乗って下宿に向かっている途中のことでした。ふとしたときに、こういうことが浮かんでくるのですね。何でもない経験のようですが、今に至るまで、最も役だっているのが、これかもしれません。何か悩み事ができたときに、「すぐに前に向かわねば」と、思わせてくれるからです。何回もこれを思い出し、私が谷底へ落ちたときに、すぐに救ってくれました。就職活動の失敗は、それ以上に私に大きなものをプレゼントしてくれました。ギリギリの所で落としてくれたマスコミ各社に感謝です。

 そして第二次就職活動を始めました。面白いことに、1週間も経たないうちに、ある金融機関から電話をもらいました。ちょうど金融機関のリクルーターが学生に声をかけ始めた時期だったのです。次々に他の銀行からも電話をもらいました。「情報」という点で、金融機関でも、「企業」の情報の近くにいられるな、と思い、何社かお話を伺いました。

 その中で、「金融機関が、この競争の時代、どんな風にして飛躍していくか」と聴かれたことがあり、そこで「電子メール」のことを述べました。社内で情報を共有して、スピーディーに顧客に付加価値を提供できるようにすれば良い、と言った覚えがあります。それを、リクルーターが大変気に入ってくれたようです。私は学生時代、金融機関に進む気もなく、金融論の単位を落としています。全くと言っていいほど金融の素人だったのですが、電子メールについては、かなり好奇の目を持ってくれた企業が1社だけありました。私はそこに入社することになりました。今は合併していますが、昔の東海銀行です。「電子メール」と出会ったおかげで、就職先を獲得できました!それは、たまたま受けた「情報処理論」という授業がきっかけです。

 

不幸な出来事が、それ以降の自分を強くしてくれました。

現在就職活動をしている学生のみなさんも、私のように第一希望の会社に入ることができないかもしれません。でも、腐らずに、現在の環境でベストを尽くし、置かれた環境の中から一つでも多く「やり甲斐」を見つけて欲しいと思います。

Do your best ! です。

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