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「経営産業心理学パースペクティブ」という本を最近じっくり読んでいるのですが、その中に、フレンチとレイブン「リーダーに必要な力」という記述があります。
リーダーは集団の目標を達成するために、部下に対してさまざまな働きかけをすることは先に述べたが、こうした働きかけが成功するかどうかは、リーダーの持っている「力」によって左右される。フレンチとレイブンは、この力のことを社会的勢力と呼び、次のように説明している。
リーダーはこれらの社会的勢力を積極的に活用しなければならない。
1 報酬勢力 リーダーが部下に対して昇進・昇級・やりがいのある仕事などの報酬を与えることができるという部下の認知に基づいて成立する勢力。
2 強制勢力 部下がリーダーの意向に反したり、さからったりした場合に、部下を役職から外したり、仕事を取り上げたりするといった罰を与えることができるという部下の認知にもとづいて成立する勢力。
3 正当勢力 リーダーは部下に対して命令や指示を与える正当な権利があるという部下の認知にもとづいて成立する勢力。
4 専門勢力 リーダーがある仕事の領域において専門的な知識や技能をもっているという部下の認知にもとづいて成立する勢力。
5 準拠勢力 部下がリーダーを尊敬したり、強い魅力を感じたり、リーダーのようになりたいと同一視することによって成立する勢力。
このように、5つの「勢力」というものが紹介されていました。いずれも、部下に認知されなければ、成立しないものですね。そのためにリーダーが必要とするのは、PMという2つの機能と言われています(三隅二不二「PM理論」:Performance 遂行とMaintenance 維持)。
組織の外部にリーダー像を見出す場合、4専門能力と5準拠能力が認知されれば、いわゆるオピニオンリーダーとしての立場が成立するのかもしれません。選挙などの投票も、これが関係してくるのかもしれませんね。
起業マップwiki「リーダーシップ」にも記述しておきました。
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