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こんにちは。小坂です。
すっかり秋らしく、涼しい日となりました。
先日、資金繰りと今後の営業戦略についての相談を受けました。話している中で、取引先別の売上と原価を比較して、粗利益率が大きく異なっていることに気づきました。数字は変えましたが、下記のような感じです。
◇取引先別売上・利益率
| 売上 |
原価 |
粗利益率 |
| A社 |
400 |
300 |
25% |
| B社 |
2000 |
1000 |
50% |
| C社 |
300 |
270 |
10% |
| D社 |
800 |
600 |
25% |
これを見ると、B社は良い取引で、C社は売上も利幅も悪く、改善が必要な取引と考えられます。
ところが、、、
●見方を変えると!
上記の表を別の観点から見てみましょう。
実はA社からD社まで、それらの売上を計上するのに要した時間が異なっています。要するに、手間が違うと言うことです。それを勘案してみると、次の表ができあがります。
◇労働コスト考慮後 取引先別売上・利益率
| 売上 |
原価 |
粗利益率 |
所要時間 |
1日当たり利益 |
| A社 |
400 |
300 |
25% |
1日 |
100 |
| B社 |
2000 |
1000 |
50% |
5日 |
200 |
| C社 |
300 |
270 |
10% |
0.1日 |
300 |
| D社 |
800 |
600 |
25% |
4日 |
50 |
これを見ると、B社よりもC社の方が効率の良い仕事ということが分かります。
実際には、継続的な取引であったり、大きな売上を取るために接待が行われたりと、他にも考慮すべきファクターがありました。そこで、主要10社に関しては、年間を通じてどのような収支、労働コストがかかっているか、算出してもらうという宿題を出しました。
この作業により、現状把握ができるのに加え、今後の営業活動の一つの目安ができます。
やみくもに売上を立てるために営業するのではなく、収益性を考えながら、バランスの取れた営業ができるようになります。
●私の事業でも。。
私もこの考え方で仕事を引き受けるかどうか、考えています。
たとえ100万円いただいても、その仕事が丸100日程度かかり(つまり1日1万円)、他の仕事が何もできなくなりそうなら、1時間で終わる5千円の仕事の方が良いかもしれません。
契約書を作成する業務でも、5時間程度かかりそうな仕事であれば、それを1万円で受けることはありません。
ただし、継続的に取引がある会社であれば、例外は発生します。その判断は、時に合理的でないかもしれませんが、その都度決断を下し、それもまた経営者の楽しみの一つと楽しんでいます。
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ジャンル マーケティング, 企業経営, 経営者として, 財務 || コメントは受け付けていません。