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Hideo Kosaka
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2008/10/18
システム開発のための契約書

昨年に引き続き、今年もシステム開発に関する契約の研修をします。

独特の取引慣行あり、下請法や労働者派遣法の問題もあり、そして最近のトレンドを知った上で研修を実施しなければなりません。現在情報収集に努めています。

つくづく感じるのは、インターネットのすごさです。パソコンの前に座ってキーワードを叩くと、実に有益な情報が入手できる時代であると感じます。素晴らしいことです。

システム開発の契約に関しては、次のようなものを見つけました。

 

●JISA(社団法人情報サービス産業協会)

 http://www.jisa.or.jp/

今回の研修でも、グループ企業が加盟している団体です。JISAではシステム開発に関するモデル契約書などを公開しています。「JISAソフトウェア開発委託モデル契約(平成20年5月)」は全57条の契約書で、条項のオプションまで提案しています。非常に有益な契約書ひながたかと思います。これをたたき台にすれば、かなりの部分、検討項目を網羅することができるのではないでしょうか。

 

●経済産業省 「情報システムの信頼性向上のための取引慣行・契約に関する研究会」

 ~情報システム・モデル取引・契約書~

 http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/softseibi/index.html#02

契約書の追補版では、条文は14条と短めです。でも、解説がついているのと、重要事項説明や、プロジェクトの進行上必要な書面のサンプルが添付されており、これもまた有益ですね。コンサルティング会社の選定方法や、ユーザ企業のIT習熟度チェックシート、セキュリティチェックシートなど、企業の業務品質を一定程度向上させてくれそうなツールも含まれています。

 

●システム開発をめぐる法律問題(日経BP社「IT pro」)

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080714/310756/

これは圧巻です。インターネットでここまで有益な情報が出てくるとは!

IT業界出身の松島弁護士の解説が素晴らしい。私のように、IT業界の外にいる者でも、理解が促進するような文章を書いてくれています。(1)「紛争に発展しやすいオーダーメイドのシステム開発」をはじめ、10項目の問題について議論されています。工程を請負一本でなく請負と準委任に分けるあたりは業界でも議論のあるところだと思います。

私も「システム」までは行きませんが、プログラムを組み込んだりデザインをしたりということはWEB関係の仕事で過去に経験してきました。お互いに十分認識が一致していないと、仕事はスムーズに進みません。特にITは互いの知識格差が大きいのは明らか。契約書にとどまらず、契約前からの話の進め方に工夫が必要です。

この2日間で、ざっと200ページの情報を一読しました。

これからじっくり消化していきたいと思います。

 

記事リンク:システム開発のための契約書||言語
ジャンル IT活用, 契約書, 小坂事務所, 行政書士 || コメントは受け付けていません。

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