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2009/02/18
中産連 企業活性化フォーラム

おはようございます。

小坂です。

 

昨日は中産連さんが主催する「企業活性化フォーラム」に参加してきました。

私のブログをご覧になった方はご存じかもしれません。私も定期的に中産連の講師をさせていただいております。昨日配布されていた資料の中にも講師陣として印刷されていました(当日参加された別の方に言われて初めて知りました)。

私が聴いた演目は、次の5つです。

●基調講演【10:10~11:10】
『トヨタが目指す強い現場力』
~ピンチをチャンスに変える 人と組織のたゆまぬ育成~
トヨタ自動車株式会社 藤岡 高広 氏

●事例講演A【11:20~12:10】
『ブラザー流“従業員が誇りの持てる企業”を目指して』
~グローバルベースでの価値観の共有~
ブラザー工業株式会社 出原 遠宏 氏

●事例講演B【13:10~14:00】
『日本一顧客に近い行政活動への挑戦』
~価値実現の基盤となる“人財”と組織の風土活性~
岩手県滝沢村役場 木下 智恵子 氏

●事例講演C【14:10~15:00】
『感動体験が高める人間力と企業力』
~“まごころ”経営が商品と人材を育て上げる~
七福醸造株式会社 犬塚 敦統 氏

●特別講演【15:10~16:10】
『男泣き!“最高のバトンワーク”で獲得した銅メダル!!』
~北京オリンピックまでの軌跡~
北京オリンピック 陸上競技 銅メダリスト 朝原 宣治 氏

 

普段なかなか講演を聴きに行くということができないので、久しぶりにこれだけまとまった講演会に行くことができて、良い一日となりました。やはりインプットは良いものです。

それでは講演で感じたことを書いてみます。

 

1.『トヨタが目指す強い現場力』

「品質を上げれば儲かる」というお話がありました。なぜなら、顧客満足向上、クレーム処理が経る、検査・チェックの工数が減る etc.

私のようなサービス業でも同じ話だと思います。ついつい「忙しい」と感じて心がお亡くなりになってしまうと、未来への投資ができなくなってしまいます。現在持っている技能だけでサービスを提供し続けてしまいます。上記のような理由付けがあれば、社内全体で品質向上に関する価値観を共有できるのかなぁと感じました。一つのことを突き詰めて考えるトヨタさんらしい考え方であると改めて感心した次第です。

 

2.『ブラザー流“従業員が誇りの持てる企業”を目指して』

同社の「グローバル憲章」がテーマでした。これは「クレド」と言った方が現在は分かりやすいかもしれません。クレドについて、その存在のベネフィットは何かを経営陣が議論することに重要性がある。というJ&Jが長年実践してきたノウハウの部分が大変参考になりました。「何となく良い」では続かないということですね。(ブラザーさんの経営理念等の変遷も、よく資料を公開していただけたなと思いました。)過去の一切を整理して新しい理念を作っていくという、思い切った方針展開でもありますから。勇気のいる決断です。

 

3.『日本一顧客に近い行政活動への挑戦』

これはとても良かったです。コミュニケーションの根本になる考え方が実践され、「行政もここまで意識して仕事をしているのか」と驚きました。

例えば、

滝沢村「行政経営理念」・・・今までこんなの見たことがありません!

・他人を変えようとしても、変えられない(自分が変わらなきゃ)。

・失敗を許す、ダメだったらやめればいい(責任はトップが取る)

・部下に気づかせてあげて、変わったことに上司が気づいてあげる

・相手の特性を知って、理解してあげる

対顧客(村民)ということに関しては、今回はあまり話題に上らず、主に役場内部の職場における事例でした。今回はある行政職員の方をお誘いして聴きに行ったのですが、その方もたいへん喜んでいらっしゃいました。

職場のほんわかとした雰囲気は、講師木下さんの岩手弁?を通じて伝わってきました。機会を見つけて岩手にも行ってみましょうか。。

 

4.『感動体験が高める人間力と企業力』

感動体験が高める人間力、までは納得しました。物質世界、精神世界の議論は賛同します。お金が目的ではなく、お金は手段です。

ただ、今回のタイトルから離れた議論が多かったのが残念でなりません。HPやブログを見て期待をしていたのですが。。

 

5.『男泣き!“最高のバトンワーク”で獲得した銅メダル!!』

朝原さんの講演は、満足です!

その道を極めた人は、やはり並大抵の努力をしていないということが分かりました。感じた部分は多くありましたが、3つのキーワードでまとめてみたいと思います。

【準備】1か月前の調整不足が大会当日のメンタル面にまで影響を与えてしまう。よい結果を生むために、小さな大会で条件を変えて効果を見る。それを繰り返す。年齢と共に体が変われば、練習方法も変わる(現在置かれている状況を冷静に考えて、練習法を決める)。

全く企業に対しても同じことが言えるのではないかと思います。私もよくプレゼン研修などで「準備」というキーワードを繰り返し使うようにしています。準備が足りないと、本番で良いパフォーマンスを実現することはできません。また、準備をしているうちに、だんだん自信や手応えを感じるようになってきます。大きな共感を覚えました。

【恐怖】「恐怖に打ち勝つにはどうすればよいか?」という問いがありました。それに対し、「実践で克服。成功体験の中で自信をつけていく」とお答えいただきました。競争相手に対する苦手意識を取っていくということです。ジャマイカの選手はバネが違う、という苦手意識を少しずつ取っていき、「やれるかもしれない」と思えるかどうか。そして、有名なバトン渡しですが、「これに関する不安がなかったのはとても大きかった」とのことでした。それくらい準備をしてきた証でもあるのですね。これにより恐怖心を少し和らげていることは間違いないでしょう。

【思い】朝原さんの「思い」も聴くことができました。「現在企業スポーツの衰退が激しいのが寂しく感じられる。会社にとっても素晴らしい、価値あるものにして、社員、そして社会ともつながりを持った新しい形の企業スポーツを作りたい。」とのことでした。この思いは、きっと周囲を巻き込んで大きな動きになるのだろうと想像できました。

(余談)「大学当時お付き合いをしていた今の奥様がバルセロナで銅メダルを取ってきたことに大変刺激を受けた」というお話は面白かったです!

 

昨日のみなさまの講演を参考に、自分の講演や研修もさらにブラッシュアップして良いものにできればと思います。栄養をたっぷりいただきました!

記事リンク:中産連 企業活性化フォーラム||言語
ジャンル セミナー情報, 企業経営, 小坂事務所 || コメントは受け付けていません。

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