昨日はとても嬉しいことがありました。
創業プラザでは、多くの起業を志す方が相談にいらっしゃいます。昨日も13時から21時まで相談を受けていました。
本気で「事業を軌道に乗せたい」と考えている人から相談を受けると、私も一緒に考えます。どうしたらこの人のやりたいことが実現するか、飯を食っていくことができるようになるか、と。
1週間前に、ある方に宿題を出しました。
ITを生業としたいという方でした。自分も含めて、現在持っている知識・情報のアウトプットだけでは事業展開に限界があります。どれだけ広告宣伝などの販促活動を行っても、実力を上げていかないと、いくら頑張ったところで顧客を得ることはできません。
そこで、「100個の宿題」です。
「ITに関して、顧客に提供できる機能や技術を100個、挙げてきてください」というものです。この宿題をこなすためには、現在のアウトプットだけではおそらくできないと思ったので、出してみました。インプットを継続的に行うことが大事だというメッセージも込められています。
もちろん、「そんなのめんどくさいし、こんなことやって意味あるんですか?」と言われそうなときは、このようなことは言いません。たぶんこの方だったら動くかな?とある程度確信しているときに、こういった「宿題」を出すようにしています。
そして、この方は驚くことに1週間で100個、まとめてきました。
100項目書かれたシートを見たとき、ちょっとした感動がありました。
敬意を表して、100個、順番に自分が取り組んできた事例をお話ししました。60-70個くらい、過去または現在取り組んだものがありました。その効果も合わせてお話ししました。自分の知らない用語もいくつかありました。
私が出した宿題を、事業構築の上で役立つと信じてくれて、それで行動してくれたことが何より嬉しいです。
100というのは、「中途半端に取り組まない」ことを表すのによい数字です。
顧客目線で100を出せるかどうか、また、その方が考えようとするかどうか、それが重要だと考えています。
確かに面倒でしんどい作業となることでしょう。でも、それをやりきったとき、次から新しいことにトライすることへの抵抗が少し軽減されます。
2桁変われば、ライバルも参入を躊躇する、という話を最近よくしています。
例えば企業のホームページであれば、通常は20-30ページではないでしょうか。それを1000ページと、2桁大きくしたとき、これはすぐには真似することができません。だから、一つの参入障壁ができます。ただ、意味のない文字列を1000ページ用意しても、それこそ意味がありません。1000用意することは、それなりに準備が必要となり、当然先程述べたインプットも必要となるでしょう。だから価値があるのです。
これから新しく事業を興したい、経営を革新したい、とお考えの方は、「100の宿題」にぜひトライしてみてください。視界がグッと広がりますよ。
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