知ってトクする身近な法律クイズ

【法律クイズ◇第55号】
遅すぎる認知




最近法律に関するTVドラマが増えていますね。バラエティでも依然として視聴率が高いようで、みなさんの関心が高いことを示しています。 今回は、「
認知」がテーマです。どうしてもこの言葉を聞くと「後ろめたい」イメージがありますよね。 愛人の子、浮気相手との子... Oさんは、小さい頃からずっと母親に育てられ、父親の存在を知らなかった のですが、20歳になったときに、その人は突然現れたのです!


◇◇遅すぎる認知◇◇
Oさんは、高校卒業後、建設現場で働く
20歳になったばかりの若者。毎日気持ちよい汗をかいて、現場のみんなと「乾杯!」といきたいところですが、 まだ「ビールがうまい」と感じられない年頃です。慣れるまではあと数年かかるのでしょうか。

ある日、同居している母親から「話がある」と言われました。急に改まって何だろう??と思って話を聞いてみると、
母「お前にはずっと苦労をかけてきたねぇ。小学校では父ちゃんがいないってずいぶん辛い思いもしただろうに」
Oさん「お袋それはいうなよ。お袋のおかげで俺も学校行かせてもらったんだから。今ではちゃんとした仕事もあるし、これから現場の頭領になるように経験を積んでいくよ」
母「うん、お前ならきっとやれるよ。工務店の立派な社長さんだね」
Oさん「おいおい、気が早いな。でもそうなるように頑張るよ。で、話って?」

母親は切り出しました。
母「実は、お前の父親のことなんだよ」
Oさん(今まで話したことないのにどうしたんだろう?)
母「実は、お前を認知したいと言ってきているんだよ。今まで申し訳なかったって。昔はあの人も子どもを養う甲斐性がなかったから私一人で育てることになったんだけど、今は定職にも就いて収入もあるから、援助もできるし、将来財産を分けてあげることもできるんだよ。」
Oさん「俺はそんな奴の財産なんかいらないぞ!俺とお袋を捨てた奴だろ!」
母「でもねぇ、やっと反省して私たちの面倒を見てくれるって言ってくれてるのよ。それで、お前を認知して、正式な法定相続人にしたいそうよ。あの人には他に相続人はいないの。」
Oさん「俺は嫌だ。お金の援助は受ければいい。でも今更そんな奴の子になるのはご免だね。」
母「そう...」


Oさんの怒りも当然ですよね。突然現れて「自分の子になって欲しい」ですからね。さて、Oさんは、父親の認知申し出を拒否することができるのでしょうか?

1 拒否できる
2 拒否できない
3 調停や裁判により、場合によっては拒否できる



解答へ!



知ってトクする身近な法律クイズ ホームへ

小坂英雄オフィシャルサイト